基本的に次の仕事が決まって会社を辞めるのは普通ですが・・・

失業保険は自己都合より会社都合の方が断然お得です。

倒産、または解雇された場合等は「会社都合」となり、申請・受理されてから最短で7日後に失業保険を受給することができます!

自分の意思で会社を去る場合、ほとんどの方が「自己都合」だと思い込んでいますが、あなたの勤務状況により、会社都合となるケースもあります。

会社側からの圧力で毎日退社しづらい環境を作らされて、結局サービス残業が続いたとか、条件面でおかしいと思えることはありませんでしたか?

解雇にするより、従業員から退職を申し出たように計画的に仕向ける退職勧奨(退職勧告)をしているかもしれません!?

内容次第では自己都合ではなく、会社都合として処理してもらえることもあります。

退社する前に自分の置かれた環境を見つめ直し、おかしいと思えることを勇気を出して、会社側に申し出ましょう。

自己都合で3ヶ月待機して受給するか、すぐに受給できるかでは雲泥の差があります。

会社を辞めて失業保険をもらいながら、次の就職先を探すのも選択肢の1つ。

賢く退社して、損をしないようにしましょう!

前述にあった退職代行サービスに相談するのも手段の1つです。

会社都合で注意すべき点

自己都合ではなく、会社都合で退職した場合、一番のメリットは上記に記載したとおり、失業保険の受給が早い。

そしてデメリットは次の就職先を探す時に記入する履歴書に「会社都合により退職」と記入しなければいけないことです。

会社が倒産したなら不可抗力として何の問題もないのですが、戦力外解雇なら面接等で自分がどのような能力があり、そのスキルをどれだけ会社に貢献できるのか?

しっかりアピールする必要があります。

わざと仕向ける退職勧奨で会社都合になれば、『会社の業務縮小による整理解雇』という正当な理由になるので、能力的な問題ではないと判断されるでしょう。

個人情報保護法により前職に退職理由を聞くことはできないので、人によっては自己都合にした方が再就職しやすいと感じるかもしれません。

どう判断するかはあなた次第です。